こんにちは、えーみーふぁーむ管理人です。昨年より、昔ながらの風情が残る古民家を借りて、再生に取り組んでいます( *´艸`)
川の掃除と石垣修復の挑戦
古民家の再生は、家の中だけではなく、周囲の環境も整える必要があります。この家の横には、小さな川が流れていて、そのせせらぎが日々の生活に心地よい癒しを与えてくれます。しかし、長年手入れがされていなかったため、川の流れがところどころで滞り、さらには石垣も経年劣化で崩れかけていました。この自然豊かな環境を守るために、川の掃除と石垣の修復に取り組むことにしました。
もうたくさんの葉っぱや、木の枝が落ちいます。また水辺なので、雑草や木々が自生し、大変なことに(>_<)
石垣も壊れてる・・・。最初は気づかなかったのですが、川の見回りをしていたところで、崩れていることに気づきました(>_<)
これも修復が必要か!!
葉っぱと枝が作る自然の「障害物」
まず目に付いたのは、川の流れを遮る葉っぱや枝の詰まりでした。川の横に生えている木々から落ちたものが積もり、いくつもの場所で小さなダムのようになっています。流れを取り戻すために、スコップやアメリカンレーキを使いながら、詰まりを少しずつ取り除いていきます。
葉っぱや枝は意外と重く、濡れて滑りやすいので作業は慎重に進めました。
また、松の木が折れていたので、こちらもなんとかしなければ!!
まず、土というか泥が重たくて、スコップですくっては挙げての繰り返しです。
水を含んだ土はとても重たい・・・。何度も何度もすくい、綺麗にしていきます。
泥や葉っぱと格闘すること、1時間ほどで、ここまでしようと決めていた場所まで綺麗にすることができました。
詰まりが解消されると、川の流れが再びスムーズになり、せせらぎの音が一段と心地よくなったのが印象的でした。
石垣の修復作業
次に取り組んだのは、川沿いの石垣の修復です。この石垣は、かつてしっかりと積まれていたはずですが、年月が経つにつれて土が流れ出し、石が崩れ落ちていました。
修復には石用のトンカチやスコップを使いながら、手作業で石を一つ一つ積み直していこうかな。
ここでパズルの始まりです。
丁度パチっとはまりそうな石が下に落ちているのですが、これが石垣から崩れたものかは分かりません。。
恐らくですが、崩れてから時間が経過しているようです。
まず土台となる石を下に入れていこうと思います。
いやいや、これがめちゃくちゃ重たい。。腰が抜けるかと思いました。
中腰の作業はダメですね~。
なんとか手作業で、石の下に敷く「石」を入れ込みました!!
なんとなく、ちょうどいい感じに収まりました。この医師が動かないように、周りにある小さな石で隙間を埋めていきます。
こちらが完成したので、いよいよこの上に石をはめていきます。
石の形や大きさがバラバラなので、それぞれの形に合う場所を見極めながら作業を進めます。格闘すること、また1時間、石の位置を変えたり向きを変えたりしながら、なるべくピッタリはまるように乗せます。石垣を積むのは、単なる力仕事ではなく、パズルのように頭を使う作業でもあります。
おお、いい感じに設置できました!!一見合いそうにない石でも、向きを変えたり、周りの石との隙間を調整すると、しっくりと嵌まる瞬間があり、そのたびに達成感を感じます。石垣の修復なんて初めてなので素人ですが、これでひとまず当分は崩れそうにない(*´▽`*)
作業を通して見えてきた変化
川の掃除と石垣の修復を終えると、見違えるほどの変化がありました。せき止められていた川の水が勢いよく流れ出し、清らかな姿を取り戻しました。また、崩れかけていた石垣も復元され、川沿いの景色が整然とした印象に変わりました。この作業を通じて、自然の一部に手を加えることの難しさと楽しさを改めて感じました。
自然と共に暮らすということ
人間が自然に寄り添い、なるべくそのまま、あるものを活用しながら、手を動かし考えてすることは、とてもやりがいがあり、楽しいです。ただ生活するだけでなく、環境に目を配り、手をかけることで、周囲の自然が新たな価値を持つようになります。今回の作業はその第一歩であり、これからも少しずつ、この美しい環境を守り育てていきたいと思います。