こんにちは、えーみーふぁーむ管理人です。昨年より、昔ながらの風情が残る古民家を借りて、再生に取り組んでいます( *´艸`)
今回の投稿は、ずばり「カーテン」と「レース」の洗濯について書いていきますので、ろしくお願いいたします!(^^)!
古民家内部のカーテン
古民家の再生では、目に見える外観だけでなく、室内の隅々に至るまで手を入れる必要があります。今回は、長年手入れがされていなかった「分厚いカーテンとレース」の掃除と修繕に取り組みました。これらは、古民家の歴史を物語る一方で、汚れや経年劣化によってその魅力が失われている状態でした。丁寧に手を加えることで、新たな命を吹き込む作業に挑みました。
繊細なレースカーテンとの格闘
レースのカーテンは、一目見ただけで状態の深刻さが分かるほどの汚れが付着していました。ホコリが層のように積もり、細かい虫が絡みついている箇所も。触ると手が汚れるほどで、このままでは到底使える状態ではありません。
洗濯機での奮闘 ~黒く染まる水~
早速、レースを持ち帰り洗濯機で洗うことに。洗浄が始まると、あっという間に水が真っ黒に染まり、長年の汚れが染み出してきているのを実感しました。何度もすすぎを繰り返し、汚れを落とす作業は予想以上に時間がかかりました。
しかし、汚れが落ちるにつれて、本来の繊細なレースの美しさが少しずつ蘇るのが分かり、苦労の甲斐を感じました。ただ、経年劣化の影響で洗濯中にいくつかの箇所が破れてしまい、修繕が必要となりました。
縫製のプロの技で蘇ったレース
レースの修繕には、縫製のプロである知人に助けてもらいました。一つ一つの破れた部分を丁寧に繋げていく作業は、まさに職人技。完成したレースは、新品とは違う味わいを持ちつつも、元の美しさを取り戻していました。この再生の過程に感動し、古民家の魅力をさらに引き出すことができたと感じました。
分厚いカーテンとの長い戦い
次に取り組んだのは、古民家の雰囲気を支える大事な役割を果たしている分厚いカーテンです。見た目には落ち着いた色合いで、重厚感がありましたが、近くで見るとこれもまたホコリと虫がびっしりと付着している状態。汚れによって本来の色味が失われ、窓辺に掛けるには適さない状態でした。
洗濯機で再び黒い水が登場
このカーテンも洗濯機で洗うことにしましたが、分厚い生地のため、レース以上に大変でした。洗浄が始まると、またしても真っ黒な水が出現。カーテン全体に染み付いた汚れが、何度洗っても次々と落ちていきました。特に折り目や裾部分には、長年蓄積された汚れが詰まっており、しっかりと洗い落とすのに時間がかかりました。
乾燥の難しさ ~手間のかかる作業~
洗濯後のカーテンは清潔さを取り戻しましたが、分厚さゆえに乾燥には苦労しました。日当たりの良い場所に干しても、完全に乾くまでには数日が必要でした。その間、風向きを考えて位置を変えるなど、細やかな配慮が求められる作業でした。
再生されたカーテンが作る心地よい空間
レースとカーテンを窓辺に戻すと、古民家の室内が一気に明るく、清潔感のある空間へと変わりました。特に、修繕されたレース越しに差し込む柔らかな光は、空間全体に温かみを与えてくれます。分厚いカーテンの存在感も、室内を引き締める重要な役割を果たしています。
次のチャレンジに向けて
今回のカーテンとレースの掃除・修繕を通じて、古民家再生の大変さと喜びを改めて感じました。ひとつひとつ手をかける作業は地道で手間がかかりますが、その分、完成した時の達成感は何事にも代えがたいものです。次はどの部分を再生するのか、楽しみながら進めていきたいと思います。