誰でも簡単にベランダで、なるべくお金をかけずに水耕栽培を楽しんでみませんか?
畑やプランターとなると、土づくりや肥料、水やり等々中々大変そうなイメージですが、水耕栽培は土を使わないので、比較的簡単に室内やベランダなどで育てることができます。
水耕栽培で実際にレタスを育ててみましょう(*”▽”)
ポイント1・・・水耕栽培を知ろう!!
水耕栽培って言葉は聞いたことあると思いますが、水耕栽培とは、その名のとおり、土を使わずにお水で野菜を育てる栽培方法です(*^-^*)
野菜などの植物が育つうえで大切なのはお水や肥料ですが、土で育てる場合も水で育てる場合も、どちらも水や肥料が必要で、野菜が育っていく基本的な過程は同じです。
水耕栽培の場合は、土を使わず、液体肥料とたっぷりの日光で育てていくので、畑がなくても大丈夫です!!
またベランダや室内の小スペースで新鮮な野菜を簡単に育てていくことができるので、ちょっとした栽培をしてみたいという方にとてもおススメな栽培方法です(*”▽”)
土の処分に困るといったこともないので、マンションやアパートなどにお住まいの方にも、ぜひ取り入れてほしい栽培方法です。
ポイント2・・・水耕栽培に必要な道具を準備しよう!!
水耕栽培を始めるにあたり、それぞれ必要な道具を準備しなければいけませんが、プランターや畑での栽培と違って土を用意しなくていいのは、結構魅力的です!!
まずは、100均やネットショップ・ホームセンターなどですぐに購入することができるものを使っていきましょう。
- 水切りトレイ1個(ザルがついたボールでOK)
- キッチンダスター(簡易的なふきん)
- 水切りネット
- アルミ箔シート
- 食器洗いスポンジ
- プラスチックのコップ1個
- 液体肥料(微粉ハイポネックスやハイポニカが水耕栽培用に販売されている液体肥料です)
- 育てたい野菜の苗(今回は苗を使ってみました)
- 水切りトレイを置く台座(ベランダに置く場合)
- 防虫ネット&支柱(ベランダに置く場合)
100均などで、丁度良いサイズの水切りトレイが売っているので、そちらを購入しています。サイズは、育てる野菜の量によって選んでください。
水切りネットやキッチンダスターは、たくさん入っているので、その他の栽培の時にも重宝します!!また水切りネットは、鉢底石を入れて底に敷く時にとても役立つので、何枚あっても問題なしです!!
ハイポネックス原液を買いましたので、こちらを希釈して使用します。と書きましたが、水耕栽培には最適でない液体肥料だったので、訂正しますm(__)m使用に適しているのは、「微粉ハイポネックス」です。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください!! 「【水耕栽培】液体肥料を間違えて、野菜が大きくならない?!」
このプラスチックコップには実際に野菜の苗やタネを仕込んだスポンジを入れる容器として使用します!どんなサイズでも大丈夫です。
ベランダにて栽培するので、台座も用意してみました。
ベランダ栽培なので虫よけ対策として、防虫ネットと葉ダレ防止リングを使って、超簡単な虫よけ対策ネットを手作りします!!
ホームセンターなどで購入しても良いのですが、今回かぶせたいトレイが小さいのと、出来るだけ費用を抑えながら手作りでしてみたいと思いますので、100均で購入しました!!
ポイント3・・・実際に植えてみよう!!
道具も準備できたので、さっそく作業にとりかかりましょう(*^-^*)
まずは、買ってきたレタスの苗をポットから取り外し、お水で優しく土を洗い落とします。多少ついていても大丈夫です!!
次は、水切りトレイを使って水耕栽培のもとを作っていきましょう!!
水切りネット1枚を取り出してトレイの底の大きさにカットしてから、セットします。
次に、キッチンダスターは、トレイの底の大きさにカットし、水切りネットの上に敷きます。
このままでも大丈夫そうなのですが、日の光が当たると藻が発生してしまうことが分かりました( ゚Д゚)
そこでどうしたら良いのか色々と調べていると、遮光シートを作ってかぶせてあげといいと分かったので、100均などで売っているアルミ箔シートを使って簡易的な遮光シートを作りました。
先ほどと同様に、トレイの大きさにカットしたら、コップの底が入る大きさに合わせて、アルミ箔シートの真ん中をカットして、コップが丁度収まるようにします(^^♪
遮光するのは、液体肥料が入っている部分だけなので、コップの底はちゃんとお水が吸えるようにカットしました。
※日光が液体肥料の部分に当たると藻が発生してしまうので、藻がなるべく発生しないように対処する方法は、こちらを参考にしてください!!「水耕栽培で藻が発生した時の対処方法」
次の工程は、コップを加工して実際にスポンジが底から液体肥料を吸収できるように、カットしていきましょう。
苗やタネをセットするスポンジもカットします。食器洗いスポンジがとっても便利です、ネット部分から取り外して、コップにすっぽりと収まるサイズにカットします。
この時に、使用したいコップのサイズにカットすることがポイントです。小さいと隙間が空いてグラグラしてしまうので、なるべくピッタリなサイズにしておきましょう。
今回は苗から栽培を始めるので、すでに根っこがある状態です。根っこが入るようにスポンジの真ん中に穴をあけて、入りやすくしておきましょう。
ここまで完成したら、液体肥料を入れていくのですが、あげる際に希釈しないといけないものもあります。
それぞれ使用する液体肥料の裏面に書いてある分量に従って薄めて、水に入れるようにしましょう。
液体肥料を薄めた水をキッチンダスターが浸るまで入れて、水耕栽培の環境が整いました!!やったー(*^▽^*)
そして先ほど作ったスポンジにレタスの苗を丁寧に移植してから、スポンジごとコップに入れて、水切りトレイにセットしたら、完成です(*”▽”)!!!!!
ポイント4・・・虫よけ対策しよう!!
室内であれば害虫対策というのは必要ないかもしれませんが、ベランダ菜園での栽培の場合、絶対虫が来るので、対策も忘れずに!!
防虫ネットとお花などを支える支柱を用意して、手作りしていきましょう。
台座と丸型の葉ダレ防止リングを、お家にある結束ワイヤー(延長コードなどを留めているやつ)を使って、上手く連結させることができました!!
台座と合体させたら、防虫ネットを必要なサイズに合わせてカットして、上の部分を束ねて結束タイでしっかりと固定します。
上からかぶせると、超簡単な虫よけネットの完成です!!
なんか鳥かごやドレスみたいで、可愛い感じに手作りすることができました(*”▽”)防虫ネットも100均でしかも長さもあるので、残りの部分も次の虫よけとして使えます。
まとめ
畑やプランターでの栽培は土などを用意しないといけないので、お住いの環境によっては難しい場合がありますが、その点水耕栽培は土を使わず、お家にある材料を工夫しながら使うことによって、そこまで費用をかけずに栽培できるのがとても魅力的だと感じています!!また室内やベランダなどちょっとした空きスペースを上手く利用することで、小スペースなのに簡単に美味しい野菜が自宅で収穫できるというのも、日々の生活の中のちょっとした楽しみになるのではないかと思いますので、簡単な野菜からまずはチャレンジしてみましょう(*^▽^*)
私もレタスを収穫するのが今から楽しみです(*”▽”)
今回使用した液体肥料は、ハイポネックス原液をチョイスしてみました!!
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