【お餅つき】自宅で簡単、美味しいつきたてのお餅に挑戦してみよう!!

お正月が近づくと、お餅が食べたくなりませんか?

この記事で紹介する方法で餅つきをすると、おうちで柔らかお餅をつくることができます!
毎年、年末になると自家製のもち米と黒豆を使った美味しいお餅をたくさん作っています。

この記事では、餅つき歴、25年の嫁(私)と約40年のお父さん・お母さんが、自家製のもち米と餅つき機を使って作る具体的な方法をたっぷり紹介します(*´▽`*)

記事を読み終えると、おうちで「モッチモチ」のお餅を作る事ができますよ!!
ぜひ参考にしてみてください♪

つきたての丸めたお餅

 

 

準備する材料や道具

  • もち米・・・一回2升→約3キロです。大体1升につき、約35個程度のお餅かとれます。つきたい回数によって、もち米の量を調整します。
  • 餅つき機・・・力じまん(タイガー製)実際使っていますが、耐久性もありおススメです!!
  • 豆・・・黒豆(事前の準備についてはこちらから→「年末恒例♪お餅つきに使う黒豆の準備!!」)
  • 塩・・・大さじスプーン3杯。豆餅を作る際に、味付けに使います
  • あんこ・・・市販のもので、2袋
  • ケース・・・もろぶた または 食品用フードテナー
  • もちとり粉・・・市販のもちとり粉を用意します
  • ハケ・・・もちとり粉をはらう為に使います
  • バケツ・・・もち米をつけおきしたり、お湯を入れたりします
  • 蒸し器・・・2段から3段の蒸し器を用意します
  • 布・・・餅布という蒸し器の中にセットする餅用の布を、蒸し器の段数だけ用意します
  • 火起こし・・・羽窯、カマド、焚き火用の木(ガスコンロやIHクッキングヒーターを使用する場合は、必要ありません)
  • しゃもじ・・・餅つき機でこねる際に補助として使います
  • 手袋・・・ビニール手袋(薄手のものだと5枚程度用意します。餅をちぎる際にやけどするので、必須のアイテムです)
  • その他・・・ふきんやボウルなど

餅つきで使っている機械は、タイガーの力じまんです!!
これはもう何年も使っているもので、とても頑丈で壊れにくいので、おススメです。
うちで使っているものは、すでに販売されていませんが、後継機があるので、こちらを参考に!!

蒸し器は、2升用を買っておくと、一気に蒸せるので便利です!!ステンレスが錆びなくてよいですよ♪

丸めたお餅を入れるための「もろぶた(餅箱)」は、出来れば木製をおススメします!!
木がお餅の水分などを、しっかりと外に逃がしてくれるのと、くっつきにくいので、とってもおススメです(^^♪
昔から木製のものを重宝しています。

 

前日にする準備

餅つきをする前日には、もち米を水に浸けておく作業をします。
餅つき機の一度につける容量によって、分量に分けてボウルやバケツにつけておきます。2升の場合は、約3キロのもち米です。

新しいもち米の場合は、前日の夜から、うっすら白いみずになるくらいまで何回か研いだら、一晩真水につけて、寒い場所に置いておきます。
古米の場合は、もち米から水分が抜けているので、前づの昼頃には何回か研いで、真水につけて、寒い場所に置いて寝かせます。
大きいタラの中につけおいたもち米
お玉ですくってみると、こんな感じです!!
水につめたもち米を大きいお玉ですくう様子

 

いざ、お餅つきー!(白餅)

もち米もしっかりと水分を吸って準備万端になったので、ここから餅つきをしていきましょう♪
まずは、蒸し器を火にかけます。
うちの場合は、羽釜とカマドを使って、焚火をしながら水を沸騰させ、その蒸気で蒸していきます!!
この道具は中々置き場所に困ったり年に一度しか使わない場合も多いと思うので、コンロやIHクッキングヒーターに、蒸し器を設置してもオッケーです(*^▽^*)
田んぼの中に設置した羽釜とカマド
まずは、木などを用意して、火をおこし、羽釜の中に入れた水を沸騰させていきます。
焚き火用の木

水が湧く間に、蒸し器の中にもち米をセットしていきます。
まずは、水に浸けておいたもち米を大き目なお玉ですくってザルに上げてみずをしっかりと切ります!!
お玉ですくってザルにあげるもち米
水の中からどんどんもち米をあげていきます。
ザルにあげたもち米

ザルにあげたら、次は蒸し器に餅布を敷いて、その上から2升のもち米を入れていきます。
蒸し器の中にもち米を入れていく様子
2升分入れたら、餅布を優しくかけます。
この時、もち米はふんわりと入れる事がポイントです!!そうする事によってすき間ができるので、水蒸気が上がりやすくなります(*”▽”)
蒸し器にもち米を入れて餅布をかけた様子
ここで、火にかけていきます。
この時、水蒸気が漏れないよう、蒸し器の隙間がないようにセットしましょう。
火の管理は、餅つき歴約40年のお父さんにお任せ(*^^)v
カマドにセットした蒸し器
これで水蒸気が上まで上がってくるのを待ちます。火が弱くならないよう、木をくべながら、約30分程待ちます♪
ガスコンロやIHクッキングヒーターの場合は、火力が弱いので約1時間ほどかかります、気長に待ちましょう!!

蒸し器の隙間ができるようであれば、タオルを使ってすき間を埋めます。
一番上の蓋から、水蒸気が漏れ出して来たら、「もうそろそろ蒸しあがりの合図」です(*”▽”)//
蒸し器から湯気が上がる様子

蒸しあがったら、いよいよ餅つき機の「力じまん」の中に投入します!!
こぼさないように、慎重に入れましょう!!とっても熱いのでやけどには注意してください!!
餅つき機の中に入れた蒸したもち米
餅つき機のスイッチ「つく」を押して稼働させます♪
この時に一気にモーターが回るので、木べらでちょっと抑えてあげましょう。少し押さえたら、ふたを閉めてつけるまで待ちます。
餅つき機の中のもち米を木べらで押さえる様子
5分くらいで一度中身を確認します。
表面のもち米がつぶれて滑らかになり、餅つき機の中で「飛び跳ねる」ように踊りだしたらつけた合図です(*”▽”)
餅つき機の中でついているもち米
つけたら、もちとり粉を敷いた台の上にひっくり返します。この時餅つき機のプロペラが一緒に出てくるので、さっと取り除きます!!
餅の上にしっかりと「もちとり粉」をかけて手にくっつかないようにします!!
もちさり粉を敷いた台の上に出したつきたてのお餅
ここからは時間との勝負です(*^▽^*)!!!!!
餅は冷めるとどんどん固くなってヒビが入ってくるので、冷めないうちに丸形に切り取って丸めていかないといけません!!
しかし、ここでポイントです。
このお餅、とんでもなく熱いんです( ;∀;)
普通に素手でいくと「やけど」します。。
ここで強い味方、ビニールの手袋です!!これを、5重にして手に装着します。
5重にして手に装着したビニール手袋
それでは、速さ勝負なので餅を切り取って丸めていきます!!
まず左手の親指と人差し指で輪を作るイメージで、餅を絞り出します(^^♪
絞り出てきたら、右手で少しねじりながら、切り離!!
難しそうですが、慣れると簡単ですよ♪
つきたての餅を絞り出す様子
ちぎったら、すぐに丸めます。
左手に餅を乗せたら、右手を使って上から優しく、時計回りに揉んで、形を整えます♪
この時のポイント、右手の親指を少し中に折りたたむようにお餅の側面をなでることで、真ん丸の形の良いお餅ができます(*^^)v
お餅を丸める様子
上手くできたら、こんな感じで真ん丸の柔らかいお餅ができますよ(*”▽”)
つきたての丸めたお餅

 

ポイント4・・・あんこ餅!

次はあんこ餅の作り方ですが、あんこを入れる前の工程は、白餅と同じです。
ここから、お餅を次った部分を上に向けて、指で少し平らにします!!
あんこを入れるために餅を平らにした様子
出来たら、丸に成型したあんこを乗せて、お餅の端っこをつまんで真ん中に寄せながら閉じていきます♪
お餅にあんこを入れた様子
超簡単、あんこ餅の完成です(*^-^*)出来立てのあんこ餅最高なので、一個つまみ食いしちゃいましょう(*´ω`*)
手のひらに乗せた完成したばかりのあんこ餅

ポイント5・・・まめ餅!

お次は「味の効いた、自家製黒豆を使った「まめ餅」です!!

蒸し器にもち米を入れる前に黒豆をいれます。
入れる前に乾燥させていた黒豆を、水でさっと洗います。
ピカピカで、宝石みたい(*^^)v
ピッカピカの自家製黒豆

餅布を敷いた蒸し器に黒豆を入れます。
蒸し器の最初に入れる黒豆
その上にもち米を入れていきます!!あとは、火にかけて蒸しあがるのを持ちます(^^♪
蒸せたら、餅つき機に入れて、ここで「塩」を入れます。
まめ餅は、塩が効いていないと美味しくありません!!
2升なので、食塩を大さじ3杯ほど入れたら、スイッチオン。
餅つき機に入れたもち米と黒豆と塩
つきあがったら、もちとり粉をかけた台の上に出します。
つきあがったまめ餅
ここでも冷めてしまうので時間との勝負です!!
とっても熱いのでちゃんとビニール手袋を装着後、真ん中でちぎって切ります。
半分に切ったつきたてのまめ餅
そして、真っすぐ優しく手で伸ばしていきます!!
途中で、もろぶたに入れて、長めに伸ばしていきます。ちなみにこれは、畑のプロのお父さんの手(^^♪
まめ餅を伸ばしていく様子
長ーく伸ばせたら、まめ餅完成です!!
長く伸ばしたまめ餅

 

ポイント6・・・お餅の保存方法

お餅が完成したら、風通しの良い場所で約10程乾燥させた後、もちとり粉を取り除く作業をします。
ハケを使って、パタパタしていきましょう♪
ここでポイント!!なぜもちとり粉をとるかというと、たくさんついたままでは、カビが生えるからです(*_*;
しっかりと、ハケを使って1個ずつパタパタして、なるべく取り除くようにします。ちなみにこの手は、畑とお料理のプロ、お母さんです(^_-)-☆
ハケを使ってもちとり粉を落とす作業の様子
全てのお餅をしっかりとパタパタしたら、完成です!!
涼しい部屋に置いて、しっかり乾燥させます(*”▽”)

しっかりと乾燥したら、白餅は翌日にはジップロックなどに入れて、冷凍します。
ポイント・・・もちとり粉が付いていたらしっかり取り除きます、カビが生えるのでしっかりとチェック♪

1.白餅は普通に重ならないようにジップロックに入れて、冷凍!!
2.まめ餅は、包丁で切ってから、ジップロックなどに入れて、冷凍!!
包丁でまめ餅を切る様子
切れたら、ジップロックなどの袋に入れてから、冷凍しよう!!
切ったまめ餅をビニール袋に入れた様子
3.床の間や神棚に飾る「鏡餅」もバッチリ完成~!!
キレイに真ん丸に出来た手作り鏡餅

4.あんこ餅も、もちとり粉をはたいたら、そのまま冷暗所で保存します!!
乾燥させ冷暗所で保存しているあんこ餅

まとめ

今回は、お正月にかかせない「美味しいお餅」を、自宅でつく方法を紹介しました(*”▽”)
餅つきは、嫁いで来る前から、実家でしていたので、腕前はピカイチです(笑)

他にも、白餅がたくさんできました!!
今回は、24キロのもち米を使って、合計8回つきました!!
たくさんできた白餅の山

今回何点かポイントを紹介しましたが、一番気を付けてほしいポイントは、お餅はとっても熱いのでやけどをしないようにするのと、ハケを使ってもちとり粉をしっかりはたくという部分です(^^♪
お餅をちぎっていると、本当に熱いので、厚めのビニール手袋をしてもオッケーです!!
ハケは大き目なハケがおススメです♪

ちょっと手間はかかりますが、このひと手間をかけることで、自宅でもとっても美味しいお餅を作ることができます。
また自宅ですると楽しいし、小さい子どもも喜ぶので、ぜひチャレンジしてみてくださいね(*´▽`*)/////

手のひらに乗せた黒豆年末恒例♪お餅つきに使う黒豆の準備!!

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